乾蕎麦を食べてもっとそばへ。 十日町乾蕎麦研究所は、人と文化を美味しくつなぎ、細く長くしあわせな暮らしを応援します。

乾蕎麦ブログ

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2014年1月1日

松尾貴史の薬味庵

新潟十日町で本場のへぎそばを食べてきました。

こんにちは。松尾貴史です。
昨年の秋、前から十日町の蕎麦を手繰ってきました。
十日町のへぎそば。前から本場で味わってみたかったんです。
東京や十日町以外では食べたことがありましたが、
やっぱり発祥の地と言われる本場で食べてみたい。
十日町では、昔からめでたいことがあると、
細く長く達者にということで、へぎそばを打って皆で食べる習慣があるそうですね。

へぎそばの特徴は、全国でも珍しい海藻つなぎの蕎麦。
他の蕎麦と違うのは、やっぱり「のどごし」が違います。
麺に海藻を練り込んであるので、ツユに浸すと、ツルツルっと麺の表面が瑞々しくなって、
ズズっといくと、のどごし最高。もちろん蕎麦の味もいい。
美味いですね。へぎそば。

へぎそばの専門店に行くと、大きな木の桶のようなものに盛られて出てきます。
この木の桶みたいなものが「へぎ」と言うんですね。
もとは魚を入れる器だったようで。それで「へぎそば」。
一口サイズに盛っているので、大勢で囲んで食べられるのが、おもしろいですよね。

へぎそばに関するウンチクはこの辺りで。
本場の蕎麦レポートをいたします。

人生初十日町。東京を朝9時くらいに出て、上越新幹線に乗り、越後湯沢で乗り換え、
正午頃には、ほくほく線の十日町駅に着いていました。
まず伺ったのは、善屋さん。
蕎麦が出てくる前に、とりあえず一杯。
十日町の松乃井です。とろっとして美味い。命の水ですね。

松尾さん十日町そば4

注文して数分で出てきました。これが打ち立て蕎麦。
松尾さん十日町そば3

つるっと。美味い。のどごしが最高です。
前にも書きましたが、一口サイズに盛っているのがいいですね。
大勢で囲むと、これが妙に楽しくて。
もともと目出たい時にこうやって食べたそうですが、
十日町の人は蕎麦を楽しむ文化を盛っている、いや持っているんですね。

松尾さん十日町そば1

天婦羅と日本酒も楽しみながら、ずずっとやっているうちに、
腹の底から幸せな感覚が広がってきまして。
はい。満腹です。

松尾さん十日町そば2

食後、善屋さんの前でポーズをとってみました。
お店の雰囲気も民藝っぽくて落ち着けました。
また来たいお店ですね。