乾蕎麦を食べてもっとそばへ。 十日町乾蕎麦研究所は、人と文化を美味しくつなぎ、細く長くしあわせな暮らしを応援します。

全国の乾蕎麦図鑑

全国の個性豊かな乾蕎麦の魅力を、乾蕎麦おじさんがご紹介します。

2014年5月29日

京都丹波夜久野産「そば宝(だから)」 手打ち風乱切り仕上げ

メーカー やくの農業振興団

商品名
京都丹波夜久野産「そば宝(だから)」
手打ち風乱切り仕上げ

こんにちは!
乾蕎麦おじさんの藤原幸男です。
おいしくてヘルシー、安くて簡単で保存も効く。
乾蕎麦って本当にいいですよね。

今回は、
やくの農業振興団の「そば宝」をつるっとご紹介します。

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メーカーからのキャッチフレーズは、こちら。

京都府で唯一の火山【宝山】の麓
夜久野高原は黒ボク土(火山灰)で
肥沃な土地に覆われています。
昼夜の温度差が大きい事から
良質な蕎麦が育ちます。
自社で生産・製粉したこだわりの
京都・丹波産(福知山・夜久野)
を使用しております。

京都のそばどすえ(すいません!)。
おじさんなんと京都のそばは初めてなんです。

夜久野を調べてみました。
室町時代、足利8代将軍義政の時に起こった応仁の乱の戦火は
京の都から地方にも及び、
丹波守護・細川勝元と但馬守護・山名持豊(宗全)の間にも、
国境の夜久野ヶ原で合戦となったと言われております。
また時期は不明なものの「夜久野城」が築城されたとあります。
やはり歴史のある場所なのです。
丹波は黒豆が有名ですがそばも生産していたのですね。

原材料  そば粉、小麦粉、山の芋粉
ゆで時間 5〜6分
麺の太さ 2〜2,2×1mm、ばらつきのある中々の長方形。
麺の長さ 230mm

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紙袋のパッケージの下に丸い窓が開いていてそばが奥ゆかしく見えますね。
何か京都っぽい。※個人的感想です
袋の中にそばつゆ二袋入っておりました。(20ml×2袋)

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ゆでましょう。
5分でゆであげ。

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ざる

さすが京都太秦!ちゃんばらの都!
パッケージに“手打ち風乱切り仕上げ”とありましたが
見事な乱切りでございます。(写真参照)
とても平たく幅がまちまち。

歯ごたえはザクザクという感じの田舎蕎麦。
のどごしというより、よく噛んで食べてそばをじっくり味わうタイプ。
しかし、いつも食べているそばの味と違うんだなー。
このそばだけの独特な味と風味があります。
今まで味わった事の無い初めての味。
東北、信州などのそばは毎日のように食しておりますが
そば粉の味なのか、割合なのか、つなぎなのか、丹波産だからか?
生産者、メーカーの研究し尽くしたものなのでこれが完成した味。
あ、原料に食塩が無い!!
こりゃ、研究課題がまたまた増えてしまった。

ちなみに、そばの味を再確認するために小皿で一口。

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少し、塩をふって食してみた。
ふむ〜、こちらの方がそばの味がよくわかり美味いぞ。

かけ

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そばの味と風味がぐんと立ち味わえます。
附属のそばつゆもバランスが良くサッパリ目で美味しいですよ。

そば湯はとてもサッパリしていていますので是非!

やくの農業振興団のみなさん、大メーカーに負けずに頑張ってくださいね!
乾蕎麦は美味しい出会いと喜び。改めて感じ入りました。

口も心もカラダも幸せになる乾蕎麦、やくの農業振興団の「そば宝」を是非♩

こちら「そば宝」のサイトです。

以上、乾蕎麦おじさんでした。

乾蕎麦おじさん藤原幸男(ふじわら・ゆきお)

昭和29年生まれ。東京足立区出身。本職はグラフィックデザイナー。
幼少時、父親が毎日のように朝に食べる乾蕎麦に影響され、その奥深さを知る。
乾蕎麦との付き合いは半世紀を越え、蕎麦を食べながら飲むコップ酒も覚えて現在に至る。